個体数そのものは減少中

機動捜査隊、略して「キソウ」。全国47都道府県の警察本部に属する執行隊として、警察署の管轄には関係なく広いエリアを担って犯罪の初動捜査や、犯罪抑止のためのパトロールや職務質問などを展開している部隊です。
いわゆる“刑事さん”にとっての花形セクションでもあり、密着ドキュメンタリー系のテレビ番組や報道に登場することもしばしば。そんな刑事さんたちが使用している覆面パトロールカーが機動捜査車両と呼ばれるもので、主にミディアムクラスの4ドアセダンが配備されています。

近年の機動捜査車両にはいくつかの車種がありますが、代表格の一台が日産スカイライン。R34型あたりから全国に大量配備されており、R35型はマイナーチェンジを市販車が受ける度に最新モデルが導入されてきたりしました。その為、一時期は事件現場に臨場する機動捜査車両の多くがスカイライン、という時代もあったりしたのですが、V36型に市販車がモデルチェンジを受けてからはこの新型も数多くが導入されてきました。

RAI'Sとしては2008年2月にリリースされたV35型以来、実に4年ぶりの機動捜査車両としてリリースされたのが、V36型スカイライン。V35型同様に、ルーフに赤色警光灯を2つ載せるという、関東では神奈川県警察で多く運用例が見られる姿を再現しており、この姿は前述のようなテレビ番組などでもお馴染みのものであると言えるでしょう。

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改めてV35型との相違点を見ていくと、まず無線アンテナがトランクリッドに装着されるTL型から、リアウィンドゥに装着されるTA型へと変わっています。もっとも、最近ではTA型も街中では比較的目立つ存在になりつつあるため、現場では車両によってはリアウィンドゥの内側、つまり車室内に装備して秘匿性を高める運用が見られます。さらにアンテナそのものをルーフ後端に装備するユーロアンテナ風のものに切り換える事例も多く、TA型も向こう5年くらいのうちにその数を大きく減少させそうな気配が感じられます。

もう一点、V36型では助手席のサンバイザーに装備する「フラットビーム」がモデルでも運用中の状態を再現されました。これは緊急走行時の被視認性を向上させるための装備で、
専用のメタルコンセントから電源を供給されて、赤色LEDが点滅するというものです。サンバイザーに備えつけられているので、緊急走行時は昼夜を問わずサンバイザーを使用状態の位置にして点滅させることで、前面警光灯と同じ効果を狙っているわけです。

さて、V36型の機動捜査車両ですが、ここに来て退役も始まりました。特に現行型のスバル・レガシィB4が全国に大量配備されるようになって以降は、V35型に続いて初期導入分のV36型についても代替対象となっているようで、テレビ番組に登場する車両もレガシィB4に主役の座が移りつつあるようです。
とは言うものの、同様に台数の多いトヨタ・アリオンやプレミオに対しては、3ナンバーボディで2,500ccと排気量の大きなエンジンを搭載していることもあって、機動力という面ではこちらが一枚上手の存在。特に広域捜査や逃走車両の追尾においては、その性能が重宝されているようです。
 
MiniCar|RAI'S 日産スカイライン250GT (V36) 警察本部刑事部機動捜査隊車両

■過去に購入した機動捜査車両
MiniCar|RAI'S日産スカイライン250GT 機動捜査隊車両
MiniCar|RAI'SスバルレガシィB4 2.0GT TURBO 機動捜査隊車両
MiniCar|RAI'S 日産エクストレイル 警察本部機動捜査隊車両

■過去に購入した捜査指揮車両
MiniCar|RAI'S 日産ティアナ250XE (2009) 警視庁 所轄指揮車両
MiniCar|RAI'S トヨタクラウン (2004) 警察本部刑事部捜査課指揮車



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ジャンル : 車・バイク

スポーツのマチ

5月5日付でMSN産経ニュースに掲載された記事の中に、ちょっと興味深いものがありましたのでご紹介いたします。

●「スポーツのまち」ナンバー1 三重・鈴鹿の魅力とは
MSN産経ニュース(産経新聞)  2012年5月5日 12時00分

本ブログでも何度か紹介してきましたが、ブランド総合研究所が実施している地域ブランド力調査。2011年版はインターネットを通じて得られた20代から60代の消費者からの回答を、男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収した結果を集計したもので、全国1000の市区町村(全786市+東京23区+191町村)と47都道府県を調査対象として、30,537人から寄せられた有効回収回答を基にとりまとめられています。

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その中で記事になったのは、各自治体が「スポーツのまち」としてどれくらい認知されているかという項目について。その結果、三重県鈴鹿市が全国1位という結果になったというのです。
正直なところ、このニュースは意外なものでした。私自身、一時期のブームまでの勢いは無いにしても、サッカーの「Jリーグ」が本拠を構えている町が圧倒的に高い認知度を誇っているものだと思っていたからです。

確かに総合結果で2位に磐田市、3位に鹿嶋市を筆頭に、ベスト15に全部で8つの関連自治体がランクインしていることから、間違いなく競技認知度ではモータースポーツよりも遥かにサッカーの方が上という当たり前の事実を調査結果からも見て取れます。
しかし、何より意外に思えたのは、世代別の結果を見ても鈴鹿市は20代と30代で2位、40代と50代が1位、60代でも5位と、満遍なく高い認知度を有していることが明らかになっている点です。

これらはやはり、F1日本グランプリの開催をはじめとして、鈴鹿サーキットが日本を代表するサーキットコースとして広く知られているからこその結果でしょう。モータースポーツや自動車に詳しくない方でも、“鈴鹿=サーキット”という方程式が頭の中にインプットされているケースは、テレビなどの報道を通じて多いことだろうと思います。

しかし、逆に言えば鈴鹿以外の国内サーキットについては鈴鹿サーキットと並ぶ日本を代表するコースのひとつである富士スピードウェイについても、その所在地である小山町はランクインしていません。もしかすると調査対象に含まれていないのかもしれませんが、茂木町村田町美作市日田市など、主要サーキットのある町の名前は見当たりません。
この理由のひとつとしては、サーキットの名称に自治体名がつけられているのが鈴鹿のみ、という背景があるでしょう。しかし、さらに別の理由も考えてみたいと思います。

残念ながら日本では一般的にモータースポーツというと真っ先にF1が語られることが多く、一般新聞などでも全日本選手権級の主要カテゴリーでさえ結果が載らないのに、F1については小さいながらも記事化されてきているという現実があります。
こうなってしまった要因はいろいろとあるでしょうが、個人的に思うのはメディアの責任も非常に大きいのではないかと。かつてバブル期などにF1ブームが起きた際、モータースポーツ全体に世間の注目を集めよう、情報を発信していこうという姿勢は余り感じられず、日本企業の多くがF1に注目したことを幸いに、広告を取れる(=収入になる)F1を中心に扱っていこうという流れが強く出来てしまったように見えています。
その結果が、モータースポーツの社会的認知度について、“F1と、それ以外”という現状を生み出してしまったのではないでしょうか。

モータースポーツは環境負荷や騒音などの問題も抱えていますが、一方で確実に地元への経済的なメリットも生み出しています。その上で全日本級や国際的な競技会を催すことは、地元のイメージアップやブランド力向上にもつながるわけで、各自治体はこれを突破口に観光需要の開拓や特産・名産品の販売、新規定住者の募集などにつなげていくことも可能でしょう。

ぜひサーキットレース、さらにはより地域への密着度が高いラリーなどのモータースポーツイベントを活用して、地域活性化につなげていく自治体が増えていくことを望むところです。また、それと同時に、せめて各サーキットのある地域、全日本級のラリーやスピード行事が年に1回は開催されている地域については、地域のブロック紙やローカル紙、ケーブルテレビ、ラジオ、自治体の広報誌などでも、競技会についての記事を簡単でも良いので載せていただければと思います。
これらが物足りないのは、残念ながらサーキットや各大会主催者の努力不足と言わざるを得ません。写真や必要なデータをまとめたリリースなどを用意した上で話を持ちかけていけば、決して各地元メディアも邪険に扱うことはないかと思うのですが……。
 


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ジャンル : 車・バイク

50周年記念×2

しばらくサボッている間に、次々と届けられていたミニチュアカー。私にとって唯一の趣味とも言えるミニチュアカーのコレクションですが、モータースポーツのシーズンオフ中に予約していた新製品のリリースが相次ぎ、ここ1〜2ヶ月の間に大量に手元へと届けられる展開になってしまいました。
このままではコレクションノートを兼ねてアップしているみんカラの「フォトギャラリー」が全く追いつかなくなってしまうので、合間を見てはどんどんアップしていきたいと思います。

まず今回ご紹介するのは個人タクシー。これまでにも何台か紹介していますが、今回のものは東京都個人タクシー協同組合の板橋第一と文京第一の各支部が、創立50周年を記念してオーダーした特注モデル。数量限定で一般市場にもリリースされたので、コレクションに加えた次第です。

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ベースとなったのは京商Jcollectionでリリースされている、200系トヨラクラウンのロイヤルサルーン。個人タクシーとしても人気の車種で、特に東京では街中でも多く見かける一台です。
このクラウンに白いボディカラーと車体前後に走る青いラインという、協会オリジナルカラーをペイント。さらに「でんでん虫」と呼ばれる防犯灯(行灯)や補助方向指示器などのエクステリア、料金メーターや乗務員証、無線機、防犯板などのインテリアのタクシー専用パーツを装備していますが、どれも細部までしっかりと実車を再現しています。

ちなみに防犯灯については、保安基準の突起物規制に対応して形状の変更が行われています。東京都個人タクシー協同組合では2009年12月から新たなものへの交換が行われ、現在では全ての車両が小型化された新しい防犯灯を装着しています。
変更点は全体的に高さで旧型から4分の3程度に小型化されており、角の部分についてはアールが大きくされています。もっとも、ミニチュアの場合は表記内容は新型に準じているものの、筐体パーツそのものは旧型のままなので、大きさや形状にチグハグ感を覚えてしまうことも否めません。

なお突起物規制に関連した部分では、ルーフの左右に備わる補助方向指示器ももちろん対象となっています。東京都個人タクシー協同組合では加盟全車に装備が義務づけられている部品ですが、別組合の車両や法人タクシーでは星型の筐体も見受けられました。こちらは確認は取っていませんが、もしかすると規制対応の問題で販売は既に中止されているかもしれません。

東京都個人タクシー協同組合の加盟車両、もうひとつの特徴をご紹介するとスモーク(プライバシー)ガラスの禁止があります。これは組合として装備を禁止しているそうで、ミニチュアについてもリア三面のガラスはクリアタイプとなっています。
その理由は一部の客から「スモークガラスの備わる個人タクシーは怖い」という意見が寄せられたためとありましたが、やはり賛否両論があるようです。実際には個人タクシーとして使われる車両はいわゆる高級車が多く、かつグレードも上級仕様が好まれています。すると必然的に昨今ではスモーク(プライバシー)ガラスが標準装備されているケースも多く、車種選択の幅が狭くなってしまいます。仮にガラスをクリアタイプにわざわざ交換するとしても、リア三面を全交換というのは相当なコストがかかってしまうもの。

個人タクシー事業者にとって車体は仕事場であり、かつ顧客ニーズやサービス方針に沿って好みのものを選びたいところでしょう。もちろん客の側の意見も解らなくはないのですが、さすがに保安基準の面でも何の問題もないメーカー純正のスモーク(プライバシー)までを規制するというのは、少々やり過ぎの感じも覚えてしまうところです。

なお最近の個人タクシー業界ですが、車種選びという面では法人タクシー同様にプリウスなどのハイブリッドカーも増加傾向を見せています。もっとも個人タクシーは従来の大排気量ガソリン車では、石油製品の価格高騰によるコストアップが避けられないため、コスト削減の一貫としてのハイブリッド導入を検討する事業者も多いようです。
ただ、電池をはじめとした耐久性への懸念に加え、乗り心地の悪さや高級感の不足が客離れの要因にもなりかねないようで、その点では新しくデビューしている新型カムリに個人タクシー需要が増えそうな予感もしています。


MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 東京都個人タクシー協同組合文京第一支部創立50周年記念
MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 東京都個人タクシー協同組合板橋第一支部創立50周年記念

■過去に購入した個人タクシー
MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 個人タクシー (豊島協組50周年)
MiniCar|KYOSHO トヨタクラウンハイブリッド 個人タクシー事業団創立40周年
MiniCar|DISM 日産セドリック200スタンダード (430型) 前期型 個人タクシー
MiniCar|KYOSHO トヨタセルシオ 個人タクシー
MiniCar|MiniCar|KYOSHO 日産シーマ450VIP 個人タクシー
MiniCar|KYOSHO 日産セドリック 個人タクシー
MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 個人タクシー



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斉藤@North-Star

  • Author:斉藤@North-Star
  • 各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。
    主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。

    自動車は乗用車からトラック・バスなどまで幅広く扱っており、子ども向け絵本の監修などにも携わっています。
    モータースポーツは取材に加え、主催者や参加者団体などの業務も通じて幅広い立場で関わり続けています。

    またドライブガイド的な旅情報の取材・制作も行なっており、全国各地で活動した成果をウェブサイトなどで発表しています。
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