ホンダアコード (HiDS)

今日は車のメンテナンスをしつつ、ひとつ商談(?)をまとめてきました。
メンテナンスの方は切れていたフォグランプのバルブや、劣化していたワイパーブレードなどを購入。
その後、エンジンオイルとエレメントを交換してきました。
さて、今日の話題は写真のクルマ、ホンダアコードについて。
2002年夏にデビューした現行型は7代目にあたるモデルで、長い伝統を有するホンダを代表するブランドネームです。
しかし、残念ながらセダンやステーションワゴンが日本市場では全般的に不振なこともあり、一時期よりは人気も低落傾向のようです。
しかし、私はこの現行型はとてもお勧めの一台だと自信を持っています。
クールで厭味の無いスタイリング。
高いボディ剛性と、運転を楽しめるハンドリング性能。
走り、という意味ではどうしてもEuro R (ユーロR)に注目が集まりがちですが、私自身はちょっと贅沢になってしまいますがシリーズ最上級仕様の24TLが気になる存在です。
以前、広報車のテストドライブをして、とても好印象を抱きました。
テストしたグレードは、24TL。善くも悪くも広報車らしく(?)フルオプション装着車だったのですが、その中で注目の装備がHiDS(ホンダ・インテリジェント・ドライバー・サポートシステム)。
この装置は高速道路での運転をサポートするシステムで、以下の機能が作用します。
1.【車線維持支援機能(LKAS)】
ルームミラーに埋め込まれたカメラが前方の道路の白線を認識し、常に車線の中央付近を走るようにステアリングをアシスト。
2.【車速/車間制御機能(IHCC)】
レーダーにより前を走る車との車間距離を測定。適切な車間距離を常に維持。
LKASは、郊外の高速道路などでステアリングの微修正操作をアシストしてくれ、疲労を軽減してくれます。
IHCCはオートクルーズ設定状態で走行時、常に先行車と適切な車間距離を保ってくれる安全装備。
さらに万一割り込みなどをされた場合は、まずエンジン出力を絞り、次にギアをシフトダウンし、最後にはブレーキをかけて追突を防ぎます。
このシステムを作動させて東京から静岡の焼津まで東名高速を走りましたが、至極快適&安全なドライブが出来ました。
"半自動運転"のような感じですが、作動そのものに違和感がなく、減速動作や、先行車離脱後の加速、そして定速巡航という一連の流れに対して、例えば後続車も違和感を覚えたような動作は見せず、とてもスムーズかつ自然にこなしてくれました。
もちろんドライバーは「ボケーッ」としていて良いはずはありません。
運転のストレスが軽減された分を、周囲の安全確認などにより注力出来るようになるわけです。
私の印象としては、航空機の操縦に似ている部分を感じました。
上空でオートパイロットを作動させても、パイロットは「ボーッ」としているわけではなく、常に安全運航のための作業や監視をしています。
アコードの装備も同様で、細かい操作から開放された分、周囲の監視をより細かく行うことで、未然に危険回避を可能にするためのもの、という感じがしています。
この辺のコンセプトをはき違えて「安楽な運転のための豪華装備」などという捕らえ方のドライバーが運転すると、せっかくの装備もかえって危険なものになってしまうので、メーカーとしてももっと積極的に装備の概要や効果、正しい使い方をアピールして欲しいところですね。
写真は高速道路のトンネル内。
速度計下に作動状況が出ています。
右にあるステアリングマークはLKASの作動中を示します。もしステアリングからドライバーが手を離すと、このマークが黄色く点滅し、音と共に手放しをやめる様に警告します。
その左となりは、クルーズコントロールが100km/hに設定されていることを示し、更にその横に先行車との車間距離表示があります。
車間距離は状況に応じて「遠目」「標準」「近目」の3パターンから選べます。
写真の状態はLKAS/IHCCともに作動中で、100km/hにオートクルーズを設定して走行していますが、前を行くトラックが設定速度より遅い80km/hで走行しているため、一定の車間距離を保ちながら80km/hで巡航しているところ。この走行速度設定と車間距離保持、走行車線保持をLKASとIHCCがサポートしているわけです。
なお、ひとつだけご注意を。
高速道路の走行はこのようにとても快適なのですが、唯一危険なのは料金所や検札所に差しかかったとき。
ETCを装着していれば別かもしれませんが、ついつい自動で料金所に停まってくれそうな錯覚に陥りがちなので、要注意です。
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